この記事の目次
- まずはチラシのデザイン作成の目的を決める!
- チラシを届けるターゲットを明確にして反響率アップ!
- チラシのデザイン作成で必要なもの・2つ
- 必要なもの①|テキスト・文章(構成書)
- 必要なもの②|写真・イラスト素材
- 集客に繋がるチラシのデザイン作成のコツ・8つ
- チラシのデザイン作成のコツ①|インパクトのあるデザイン
- チラシのデザイン作成のコツ②|キャッチーな色使い
- チラシのデザイン作成のコツ③|親しみやすいデザイン
- チラシのデザイン作成のコツ④|メリットが明確に伝わるデザイン
- チラシのデザイン作成のコツ⑤|特典をつける
- チラシのデザイン作成のコツ⑥|口コミを載せる
- チラシのデザイン作成のコツ⑦|店の場所はわかりやすく記載する
- チラシのデザイン作成のコツ⑧|問い合わせ先は明確にする
- チラシは見やすさが重要!売れるレイアウト・6つ
- チラシのデザイン作成時に避けたい!注意ポイント・2つ
- ポスティングチラシのデザインや印刷・配布ならアドタイムへ
まずはチラシのデザイン作成の目的を決める!
チラシは闇雲に作っても、大きな効果は期待できません。まずはチラシを作る目的やテーマをある程度決めておきましょう。ここではチラシのコンセプトを決める際のポイントを解説します。
伝えたい部分の確認
チラシで何を伝えたいのかを明確にしましょう。商品の宣伝であれば、大きな特徴や他社との違い・お店の紹介ならこだわった点や目玉部分などです。
良い点が多いほど、ユーザーは魅力を感じます。自分に取って「メリットがある」と感じて初めて人の心は動くのです。
まずは商品の魅力や長所の洗い出しを行い、興味を持ってもらえる工夫をしましょう。ユーザー目線に立って考えてみるのも効果的です。
ターゲットの絞り込み
商品やお店を利用する客層を想定しましょう。性別や年齢層・住んでいる地域・趣向・収入などが挙げられます。
例えば年収300万円~500万円くらいの層をターゲットに不動産のチラシを作るとしましょう。しかしチラシに一億円以上するマンションを記載しても、まず売れないと考えられます。
チラシを作る際には、ターゲットと商品が一致してないと大きな効果は期待できません。
せっかく作ったチラシを無駄にしないためにも、ターゲットの絞り込みはしっかりと行いましょう。
ポスティング効果の出やすい業種に絞る
ポスティングには、効果の出やすい分野があります。下記のジャンルは効果の出やすい業種なので、ポスティングを試す価値はあるでしょう。
ジャンル | 事業内容 |
---|---|
飲食店系 | レストラン・居酒屋・カフェなど |
不動産 | 売買・賃貸・リフォームなど |
デリバリー系 | ピザ・寿司・弁当・ファーストフードなど |
美容系 | 美容室・理容室・エステ・サロン・マッサージ・スポーツジムなど |
学習系 | 学習塾・家庭教師・専門学校・ピアノ教室など |
生活サ―ビス系 | 不用品回収・引っ越し・リサイクル・清掃・家事代行など |
遊び系 | 娯楽施設など |
またポスティングのタイミングは開店やリニューアルのタイミングやイベント・キャンペーンの時期がおすすめです。
チラシを届けるターゲットを明確にして反響率アップ!
よいチラシを作るためには、ターゲットを明確にする必要があります。例えばファミリー向けマンションを売りたいとしましょう。
ここでのターゲットは単身世帯ではなく、子育て世帯となります。また分譲マンションや一軒家は持ち家の可能性も高く、配布しても意味がありません。
そのためターゲットは「ファミリー層であり、かつ社宅や賃貸マンションに住んでいる世帯」となります。とはいえ、簡単にはイメージできませんよね。
ここではターゲットを明確にする5W1Hを考えてみましょう。
5W1Hからターゲット層を絞り込む方法
5W1Hとは以下の通りです。
- Who…だれが
- When…いつ
- Where…どこで
- What…なにを
- Why…なぜ
- How…どのように
不動産のチラシを5W1Hに当てはめて考えてみましょう。
- Who…子供のいるファミリーが
- When…「そろそろマイホームが欲しい」と思った時に
- Where…家(家族)で
- What…マンションを
- Why…買うために
- How…情報を集め始める
5W1Hを使うと、ターゲットはもちろん一般的な行動や考えまで見えてきます。ターゲットを簡単にイメージできる方法なので、試してみてください。
チラシのデザイン作成で必要なもの・2つ
どんなチラシも基本的には、文章と写真やイラストで構成されています。しかし「具体的に何を書けばいいの?」と悩みますよね。ここではチラシ作成に必要なテキストや画像のコツを見ておきましょう。
必要なもの①|テキスト・文章(構成書)
チラシで情報を伝えるには、文章を載せる必要があります。しかしただ文章を長々と書いても、メリハリがなくユーザーは疲れてしまうでしょう。構成を考える際には、以下の点に注意しましょう。
キャッチコピーを考える
ユーザーの心を一目で掴むインパクトの強いものを考えましょう。
説明文
魅力がしっかりと伝わる説明文を書きましょう。目安は中学生でも内容が理解できる文章です。サイズや書体にも注意し、読みやすく書きます。
必須情報
お店の名前や連絡先・地図などを忘れずに載せましょう。お店のホームページURLを載せる際にはQRコードにすると、アクセスされやすくなります。
必要なもの②|写真・イラスト素材
紙に文字がびっしりと書いてあると、読み手は疲れてしまいます。そのため随所にイラストや写真を入れてメリハリを持たせましょう。
適度に画像を入れれば、目が休まり、文章が一気に読みやすくなります。画像の使い過ぎには注意し、バランスよく配置しましょう。
また画像はお店に関係のあるものを使用しましょう。例えば飲食店ならメニュー、エステなら施術スタッフやお店の内装といったイメージです。ユーザーがサービスを具体的に想像できるものが望ましいでしょう。
集客に繋がるチラシのデザイン作成のコツ・8つ
いいチラシを作っても、ユーザーが読まなければ意味がありません。特にたくさんのチラシが届いた場合、まとめて捨てられる可能性もあります。
そのためチラシは第一印象で「なんか気になるな」と思わせる仕上がりが理想です。ここではユーザーがつい読み進めたくなる、チラシデザインのコツや作り方を8つ解説します。
チラシのデザイン作成のコツ①|インパクトのあるデザイン
人はチラシを手に取ってから1秒以内に読むか捨てるかを判断するといわれています。そのため一目で「気になる」と思わせる、インパクトのあるデザインを考えましょう。
一般的な手法には以下のものがあります。簡単にできるものばかりなので、悩んだら参考にしてください。
数字を大きく、太くする
数字を大きく・太字にすることで簡単にインパクトのあるデザインが出来上がります。
縦書きと横書きを組み合わせてみる
文章の向きを統一する必要はありません。縦と横を組み合わせれば、インパクトが強くオシャレな印象に!ただし文章が解読不能にならないよう注意しましょう。
数字の上に文字を書いてみる
引用先: デザイン研究所
WEBデザインでもよく見る手法です。例えば、ある商品が10000個売れたとしましょう。
チラシには、大きく10000個と記載し、その上に被せるように「販売累計10000個突破」と書きます。数字のインパクトをアピールしたい時におすすめです。
文字をはみ出したり、重ねる
文字をあえてはみ出したり、重ねてみるのもよいでしょう。ただしバランスに注意し、文章が読めなくならない程度にしてくださいね。
チラシのデザイン作成のコツ②|キャッチーな色使い
チラシは色使いも非常に重要です。「あれもこれも…」と様々な色を使いと見づらくなるため、まずはメインとなる色を決めましょう。メインカラーと同系色の色を使うと、まとまりのあるチラシになります。
チラシのデザイン作成のコツ③|親しみやすいデザイン
ジャンルにもよりますが、あまりに堅いチラシは「敷居が高そう…」と思われる可能性があります。
そのためチラシデザインは親しみやすさを意識し、柔らかいデザインがおすすめ。主に以下のテクニックを取り入れてみてください。
- 店長・従業員の顔やメッセージを載せる
- お店の様子を載せる
- あえて手書きのチラシにする
- 印象に残るキャラクターやロゴを使ってみる
チラシのデザイン作成のコツ④|メリットが明確に伝わるデザイン
ユーザーの購買意欲を掻き立てるには、「メリットがある」と思わせることです。メリットとはお客様の悩みを解決することを指します。
例えば、エステなら綺麗になる・学習塾なら成績がアップする…などですね。しかし簡単にメリットをアピールするのは難しいでしょう。そんな時は期間限定のサービスなどを付ける方法もあります。
ユーザーに「今行かないともったいない」「お得感がある」と思わせ、利用を促す方法です。
チラシのデザイン作成のコツ⑤|特典をつける
クーポン券や割引券・ノベルティプレゼントなどを行い、反響率に繋げる方法です。ただしクーポン券やノベルティを付ける際には、利用方法を明確にしておきましょう。全員が対象なのか、条件があるのかを明確にしなければ、トラブルになる可能性があります。
チラシのデザイン作成のコツ⑥|口コミを載せる
ユーザーの中には、「評判がいいなら行ってみよう」と考える人も少なくありません。そのためチラシに口コミを載せるのもおすすめ。
不思議なことに人は、お店が「いいですよ」とアピールするよりも、第三者が「おすすめです!」という意見を信じやすいのです。またお客様の声を積極的に発信すると、従業員のモチベーションアップにも大きな効果が期待できます。
チラシのデザイン作成のコツ⑦|店の場所はわかりやすく記載する
せっかくユーザーが「行ってみたい」と思っても、お店の場所が分からないとテンションもダウンします。「よくわからないし、もういいや」と考えてしまうわけですね。
そのためチラシにはお店の住所はもちろん、地図もしっかりと載せましょう。地図は分かりやすく書き、「〇〇駅から徒歩×分」と添えると丁寧です。
チラシのデザイン作成のコツ⑧|問い合わせ先は明確にする
問い合わせ先は分かりやすく、目立つ場所に記載しましょう。問い合わせ先が不明だと、ユーザーは不安を感じてしまうためです。
連絡先は電話番号はもちろん、FAX番号やホームページURLでOKです。最近ではTwitterやFacebook・インスタグラムなどを載せるお店も増えてきました。簡単にアクセスできるQRコードをつけるのもおすすめです。
チラシは見やすさが重要!売れるレイアウト・6つ
チラシは見やすさにこだわって作りましょう。ごちゃごちゃと見にくいものだと、ユーザーの購買意欲を削いでしまいます。ここではスッキリと見やすいチラシにする方法を紹介。チラシがワンランクアップするレイアウトのコツを知っておきましょう。
売れるチラシのレイアウト①|グループ化する
情報があちこちに散っていると、ユーザーは読みにくさを感じます。そのため情報はグループ化し、ジャンルごとに分けましょう。
似たものを近づけてまとめると、ユーザーがサービスを比較検討しやすくなるため、おすすめです。グループ化する方法には、以下があります。
- 似ている商品やサービスを近づけて掲載する
- カテゴリーごとに分ける
- 見出しを作ってまとめる
- 線を引いたり、四角で囲って違いを示す
- 色分けする
売れるチラシのレイアウト②|文字はきっちりと揃えて見やすく書く
文章は書き出しを揃え、バランスを整えましょう。フォントが揃っていないと、文章がバラバラに見え、見栄えがよくありません。
文章ソフトの「頭揃え」や「後ろ揃え」「インデント」などの機能を使い、一番見やすい方法を研究しましょう。
売れるチラシのレイアウト③|表記方法を揃える
チラシに記載する文章は、表記方法を揃えましょう。例えば、一枚のチラシに本店だけでなく支店の情報も記載するとしましょう。
その時本店は明朝体なのに、支店はゴシック表記になっていてはバランスが悪いでしょう。また数字の半角と全角が混同していても読みにくいです。文章は表記方法を揃えると、スッキリとします。
売れるチラシのレイアウト④|余白を生かす
たくさんの情報を載せようと、びっしりと文章や画像を載せるのは逆効果です。読み手は窮屈に感じてしまい、読む気がなくなります。
チラシに情報を詰め込むのではなく、ある程度余白を持たせてレイアウトするとよいでしょう。なんでも載せず、本当に必要な情報に絞ったほうが内容の濃いチラシになります。
売れるチラシのレイアウト⑤|文章のコントラストをつける
文章の色は基本的に黒で問題ありません。しかし黒文字が延々と続くと、読み手に文の重要な箇所が伝わりません。
そのためポイントとなる部分は赤や青に変えるなど、コントラストをもたせましょう。線を引く、太字するなども効果があります。メリハリの文章がチラシを読みやすくするコツです。ただしやりすぎには十分注意しましょう。
売れるチラシのレイアウト⑥|ユーザーの視線を誘導する
人の視線の動かし方には、規則性があります。横書きなら左から右、縦書きなら左上から下といった具合です。
漫画のコマワリや小説を意識するとイメージが湧きやすいでしょう。そのため一番最初に視線を落とす上部には、インパクトを持たせましょう。
一コマ目で引き付けたら、徐々に視線を下に持っていくよう誘導し、最後にクーポンや問い合わせに辿り着く流れにします。読み手にとっても負担がなく、自然にチラシの内容が頭に入ってくるでしょう。
チラシのデザイン作成時に避けたい!注意ポイント・2つ
チラシはお店のセンスによって自由に作って問題ありません。しかし2つだけ注意したい点があります。ここでは最低限避けて欲しい注意点を解説します。
チラシデザインの注意点①|情報の詰め込み過ぎはNG
チラシを作る際、「あれもこれも…」と情報を詰め込むのはやめましょう。せっかくチラシを作るのですから、たくさん情報を載せたい気持ちは分かります。
しかし文章や写真がぎっしりと詰まったチラシは、ユーザーに負担を与え、読みにくいと感じさせます。また「情報がありすぎて何が言いたいのか分からない」なんて事態にもなりかねません。
チラシには本当に伝えたい情報だけ掲載するのがおすすめです。重要な部分に絞り込むと、ユーザーが情報を見落とす心配もありません。
チラシデザインの注意点②|読み手の気持ちになって作ってみる
カッコいいものやお洒落なものだけがチラシではありません。インパクトは大切ですが、無駄なこだわりは逆効果になることも。見る人の視点に立ったチラシ制作が最も重要なポイントのひとつです。
- チラシを受け取った人がどう感じるか
- このチラシを見てどんな行動を起こす可能性があるか
など受け取った側の反応を想像すると、ターゲットにぴったりのチラシ象が見えてくるでしょう。
文章一つや画像一枚でも、「どう感じるか」「表現は適切か」などもよく確認しましょう。場合によってはお店の信用問題に関り、逆効果になる可能性もあります。
いかに消費者目線になれるかが、よいチラシを作るためのコツです。
ワンポイントアドバイス
チラシのデザインに悩んだら、「ABテスト」を行うのもおすすめです。ABテストとは、2種類のチラシを配布し、反応を比べる方法をいいます。
チラシごとの効果が目に見えて分かる点がポイント。次回以降配布する内容や配布エリアの改善に役立ちます。
効果の出るチラシデザインを検証したい場合は、ABテストを繰り返し行い、効果測定をしてみるのもよいでしょう。
アドタイムスタッフ
ポスティングチラシのデザインや印刷・配布ならアドタイムへ
「いいチラシデザインが思い浮かばない」
「効果のあるチラシを作りたい!」
そう思ったら、ポスティングのプロ・アドタイムへご相談ください。当社にはエリアマーケターやクリエイティブデザイナーなど、チラシで反響を出すために必要不可欠なプロが多数在籍しています。
プロの視点から配布エリアやターゲット層を徹底分析。効果の出るチラシ作りをお手伝いします。
また他社ではチラシ配布を外部に委託しているケースも珍しくありません。そのためキチン配布されたかが、曖昧になることも。アドタイムなら配布員は全て自社スタッフで構成!さらに配布ルールを徹底的に学んだ者のみ、現場に送り出しています。
さらに配布先には、定期的に覆面スタッフを配置!配布スタッフの態度や投函の様子を監視しています。さらに配布状況はGISシステムで管理し、効率の良いポスティングを可能にしました。
もし「ポスティングで効果が出ない」とお悩みなら、アドタイムへご相談ください。配布方法だけでなく、チラシデザインも見直し、反響率の上がるアドバイスが可能です。相談や見積は一切無料。専門知識のあるスタッフが一丸となり、お客様をサポートします。